家族が亡くなる・・ことにまだ直面したことがない。
親族の葬儀にはでたことはあるけど、
忙しそうに、ぐったり悲しみに暮れながらも動き続けていた
喪主やその周辺の人たちが、
どんなことをしていたのか、あまり分かっていない。
しかし、
元気そうな親も、家族も、自分自身さえも、
突然亡くなるリスクを想定しなければならないのが、
コロナに直面している今の世界中の人々の状況だ。
一応、自分なりに整理して、
知識として知っておいたほうがよいだろう。
死後必要になる手続きは、
病院などからの遺体の引き取り
死亡届の提出
葬儀、火葬、納骨
自宅の片づけ 不用品の処分
年金の停止手続き
公共料金、引き落としのあるものの支払い、解約
関係者への連絡
財産の処分
どんなに自立して、人に迷惑をかけずに生きているつもりの人でも、
上記は、誰か他人にやってもらわなければならない。
しかし、本人が不在の状況で、他人がやるのは、面倒な作業だ。
自分のために、人の時間やエネルギーを使ってもらうのだから、
出来るだけ、負担をかけずにすむよう、
整理して、分かりやすくしておくということは、
各自がやっておかなければならないことではないだろうか?
まずは、
葬儀をイメージしてみる
納骨場所をイメージする
→ 家族が納得のいく形で、行うには、どんな準備や情報が必要か?
関係者への連絡
→ 関係者は誰?
その関係者はどのように知りたいか?
そんな情報は、本人しか分からない。
財産、手続関係
→ 支払い、解約リスト
→ 財産目録 手続き方法
これらは毎年見直す形で、特に財産や支払いに関しては、
アップデートした情報をまとめて置いたほうが良いと思う。
今回、転勤で住所変更をするだけだったのに、
本人でさえ、パスワードが分からなくなったり、
古すぎて情報がなかったりで
かなり困難を伴う作業だった。
これを他人が、やれるとは思わない。
財産に関しては、一覧にしておくと、盗難が怖くて、
パソコンに入れるのも、ハッキングが怖くて、
と、セキュリティを重視しているのだが、
犯罪者が全くアクセスできない情報を
家族がアクセスできるとも思わない。
非常時の持ち出し品を考えても、
まとまった、わかりやすい形に、コンパクトにまとめる作業は
必要だと思う。
それにアクセスする方法を家族に直接伝えておくことも大切だ。
私だけでなく、夫バージョン
親バージョンと、
それぞれ整理して、
子供たちにしっかり残し、渡せるようにしたいと思う。
ここまでは、この世に生きている個人の義務として
きちんと、それぞれがやっておきたいと思う。