人と話すのは、苦手ではないはず。
仮面をかぶって、初対面の人たちの中でも、
そこそこやっていけるはず・・。
数十年間、そうやって生きてきました。
それが、引っ越しとコロナが重なり、
普通だと新天地で、歓迎会や新歓といったイベントを通して、
様々な人と顔合わせしながら、
自分の居場所を作っていくはずでした。
それが、子供たちも私も、そういったイベントはことごとくキャンセルとなり、
完全なるひきこもり生活から始まり、
夏、秋と、少しづつ、町は通常の生活を取り戻しつつあるけれど、
私達は、一日中、長い間、家族以外に言葉を交わすこともなく、
仕事以外に、笑顔を作ることもなく、
時間だけが過ぎていっています。
町に出ても、マスクをし、人と交流することもなく、
距離を取り、
過ごしているので、
すっかり忘れてしまいました。
笑顔の作り方を、
声のかけかたを、
交流の仕方を。
ずっと一日中、自分だけで完結しているので、
人との会話が難しい。
スムーズに適切な言葉が出てこない。
相手の情報も、興味のないことなので、
覚えていない。
日常に、他人とのつながりがなくなっているから、
他人が何を考えているのか、
共通の話題が出てこない。
子供に最近よく言われる。
ママは、
自分の言いたいことをしゃべりだすと、止まらない。
同じことを繰り返して言っている。
相手が聞いているか、興味を持っているかあまり見ていない。
・・・
うん、発達障害の気がある・・。
今、思い返してみると、
小さなころから、勘違いしたコミュニケーションで、
思い出すと
顔から火が出そうなことって、沢山ある。
それが自分だと思っていたし、
当時は、自分を表現することでいっぱいいっぱいで、
周りがどのように感じていたかなんて、
客観的に見る目もなかったし・・。
そんな、こんなでも、
若かったときは、
ニコニコしていれば、
他人は好意的に解釈してくれたし、
どうにか周りにあわせるってこともやっていけたのだけど、
こんなに
周囲から切り離された環境にどっぷりつかっていたら、
いざ、仮面をかぶらなければならないときに、
取り繕えない自分がいる。
久しぶりの社交の場面。
当たり障りのない挨拶から、おしゃべりが始まって、
ついつい、自分勝手なおしゃべりをして、
相手を置いてけぼり・・。
只今、絶賛、反省中です。