「コロナ」という言葉が心を占めるようになって、はや一年。
何よりも優先して、
毎日の生活のあらゆる面で、「コロナ」のせいで、
やれないこと、やらないことが増えてきた。
人と会えなくなった。
緊急性のないイベントは全て却下。
楽しみにしてきた、あらゆるイベントもなくなった。
パートも極力入れず、
子供たちもそとにわざわざ出ることもなく、
起きて、ご飯を食べて、洗濯して、
ちょっと軽い運動をして、
スマホを一日中いじって、
時間をつぶして、
寝る、そんな毎日・・。
外食もなかなか行けず、
イベントはことごとくキャンセルしているので、
お金もあまり使わない。
買い物するけど、
買うのは、主に食べ物や日用雑貨。
人とつながることもないので、
化粧も、着飾る見栄も、とことん必要なくなっていった。
結果、とても退屈・・。
一日中テレビを見ている。
この生活を始めて、最初は、
ワイドショー見ていると、
いつも上から目線で語るコメンテイターのコメントに振り回されて、
怒ったり、もやもやしたりして、
ついツイッターで意見を言ったりしていたのだけど、
最近は、だんだん、あほらしくなってきて、
テレビを切ることが多くなった。
テレビのコメンテーターは、
なんでも政府を批判して、足を引っ張って、
世論を煽って、怒りを増幅させて、
自分たちの存在意義を示そうと躍起になっているみたいだけれど、
そのことによって、
自分たちのスポンサーから金を巻き上げ、
スポンサーやパトロンに利のある話は、
ここぞとばかりプッシュする。
そこに一貫性はなく、
コロナのように、煽った世論の結果がすぐに数字となってあらわれる
事態だと、踊らされる期間は短くて、状況の変化によって、彼らの言うことはコロコロ変わるので、不信感が増大する。
政府の政策批判するのに、
人々の協力的な行動変容が必要なのに、その世論形成の阻害要因となっているのが、
今のマスコミだし、
若者の外出や飲食を批判しながら、
自分たちはマスクなしで、大声で政権批判しているのだから、
あなたたちがかからないのなら、私達の行動も大丈夫じゃない?と思ってしまう。
マスコミに振り回された世論によって、
政策がぶれたり、非効率がうまれているのに、
いつも責任転嫁ばかりで、自分たち以外の何かに怒りを誘導する。
そんな彼らの意見に視聴者が反応するから、
こんなことになってしまうのかな?と思うことが多くなって、
間違った意見を言っていても、
反応せずに、静かにテレビをオフにすることが多くなった。
テレビからインターネット中心の生活にどっぷり漬かるようになった、今の生活にとって、ネットは生活の中心。
特に、コロナが始まってから、
外とつながりが持てないから、
ネットからだけでも、
社会とつながったり、
世界とつながったりを求めて、
持て余す時間をすべてつぎ込んで、
ツイッターやネットの中のコミュニティの中に、
自分の意見の立ち位置を確かめていた。
でも、それも、ちょっと嫌になり始めた。
原因は、トランプ敗退後のツイッターやFBの動き。
去年の香港デモ→武漢→トランプVSバイデンの流れにどっぷり浸かって、
中国共産党の情報操作、そして、それと同じことをFBやツイッターもするのだということが明らかになって、信じられるものが、ついになくなってしまった感じ。
信頼していた欧米の政治的に開かれたネットの情報も
結局は、大きな思惑に操作されたり、
排除されたり、
管理されたりするものなんだと、
残念ながら、痛感した。
トランプアカウントがツイッターに完全排除され、
パーラーやGABといった、非干渉をうたったメディアさえも、
プラットフォームを人々に届ける、APPLEストアやGOOGLE PLAYから排除されたら、
人々に届かないものになるし、彼らに会社をつぶすことは簡単だと分かった。
しかも、ツイッターで書き込んだ政治的立場や意見を検閲のような形で、
そのデータをリアルな人間を社会的に抹殺することに利用することが、トランプ関連に関しては、大っぴらに行わっることが分かった。
完全なる脅し、言論弾圧だ。
昨日より話題のコーネル大学の論文という形をとった、バッシングは、
トランプ支持の意見をリツィートした、影響力の高いアカウント一覧が、
ネット上にさらされている。
どういう意見かの反論ではなく、
トランプの意見に賛同したという政治的立場を持つということが、
反トランプ派からレッテルを貼られ、
バッシング対象となるように、導こうとされている。
香港でも同じことが起こった。
反中としてさらされたアカウントは、中国の五毛などによるバッシングにより、
ツイートアカウントを簡単につぶすこともできるようになる。
香港のデモが、中国共産党の下に香港があるという法律の制定によって、
あらゆる運動を、内乱罪として摘発されるようになったように、
トランプを支持した人たちは、
アメリカの半数近くいるにもかかわらず、
テロリストとして、処分しようと試みられている。
シアトルやポーランドの街を焼いて回ったBLM運動が、
好意的に報道されたにもかかわらず・・。
今回のトランプ応援で影響力のあった人たちは、
訴訟に命がけで望まねばならないし、
社会的地位を奪うために、弁護資格はく奪、ハーバード大卒はく奪・・と、
まるで、
親日というレッテルを貼られたら最後、
職を失い、家族を脅され、立ち上がれないように、糾弾する韓国のような有様だ。
私達の信頼してきたアメリカはどうなってしまったのか?
この今のアメリカの状況も、
コロナがなければ、
もう少し、違った形で現れたのかしら?
コロナが一変させたのなら、罪深い。
中国に対して、北朝鮮に対して、
独裁国家の人権無視について、横暴について、
共通の危機感でつながれた人々と、
つながれなくなった。
人々は分断され、孤立化して、
ネットを通してしかつながれない。
しかし、そのネットは、正当な形で、中国共産党に有利な力で、意見が捻じ曲げられたり、そのボトルネックで、ずるや、賄賂や、脅迫が見え隠れするものとなっていて、信頼性がゆらぐ。
震災も、原発事故も、日本の危機だったけれど、
どうにか、それぞれの立場で、なんとかしようと、頑張って、
日本の復元力は、これまでもすごいと思っていたけれど、
今回は違うかもしれない。
311の後の福島の人々の生活が、311前と311後とでは、大きく変わってしまったように、今回のコロナは、世界中の人々の生活が、コロナの前と後で、連続性のないものとなってしまうかもしれない。
それくらい多くの人が亡くなり、
多くの人が、体調が悪くなり、
社会的なダメージが大きい。
欧米的な社会に必須の自由に基づいた、人との信頼やつながりが絶たれているからだ。
もう、既に一年。
そして、まだ一年。
これからどれくらい続くのか分からない。
ワクチンがいつ行きわたるのか分からないし、
そもそもワクチンが効くのか?
悪影響をもたらさないのか?も分かっていない。
沢山の人の生活の基盤が崩され、
分断され、
ずっと続いてきた時間の流れも、寸断される。
文化や教育の、脈々と長い間引き継ぎ、引き継がれしながら、
守ってきた伝統。
そういったものが、世代ごとに分断され、
互いに交じり合わないような社会になる。
閉じ込められ、我慢ばかりを求められる若者たちと、
自分の命が最重要と他者に不信になる高齢者
社会だけでなく、家族も寸断させる病気。
まったく、新しい価値観で生きていくしかないのかもしれないが、
それがちっとも楽しそうに思えない。
ZOOMがあるから、ネット環境さえあれば、大丈夫!と
ネット環境整備をここぞとばかり押し付けられたけれど、
ZOOM飲み会楽しい?
会社に通わず、一日寝間着で仕事して、はかどる?
学校行かずに、遠隔授業を1年間もやってきたけど、
大学生にとって、この一年間は、かけがえのない一年となった?
ネットに現実の機能を緊急時における代替機能を持たせることは出来るかもしれないけれど、これがずっと続く社会は生きるに値するほど意味がある?
飲食店がつぶれ、
イベントが出来ず、
都市のブランド店は閉店し、
旅行も出来ない。
コロナは人生の喜びや楽しみをことごとく奪った。
こんなに長く続いて、先が見えなくて、
鬱状態だ。
いつ、死ぬか分からない。
突然、なにもかも、奪われるかもしれない。
そんな中で、
将来を見据えた、努力とか、夢とか、描きにくい。
教育費をかけて、将来のために、頑張る・・とか無理。
とりあえず、生きていること。
まだ、コロナにかかっていないこと。
安全な家があって、とりあえず、食べていけていること、家族が皆無事であること、
そんなことに満足しながら、
どうにか過ごしてきたけど、
しんどくなってきた。
これ以上、広がってくると、
もっとリアルに、万が一、死んだときのこと、入院することになった時のこと、家族が感染した時のことを考えたり、準備したり、しないといけなくなるのかな?・・嫌だな。
辛い。
以前のような、希望や夢が見えなくなってきた。