昨夜のどがイガイガしはじめて、
熱を測ったら、37度あった。
びっくりしたが、その熱を見たら、
どんどんのどの痛みが広がって、肺上部まで違和感を感じるようになった。
寝られなくて、
夜中の2時に考えた・・。
「もしや、コロナでは?」
万が一、明日症状がひどくなっていたら、
「仕事休まなきゃ。急に休んで、代わりの人見つかるのかな?」
どんなに忙しくても、休みをもらうのが難しかった近年の出来事を思い返し、
それでもなお、上司や顧客を納得させるには、コロナ疑いを口にしなければならないだろう。
しかし、その疑いを口にした瞬間に、疑念を完全に払しょくできるまで、休み続けなければならなくなるだろうし、そうすると、同僚に迷惑をかけ続け、このパート続けるのは難しくなるだろうなぁ‥。
子供たちの世話も、家事も、最低限しかしていないけれども、
「コロナ疑い」を口にした瞬間に、
部屋を一歩も出られない、または、ホテル暮らしになり、
家族と接しない、人と接しない・・監禁生活が始まってしまう。
「万が一」だけど、コロナの可能性を口にした瞬間に、
人にうつさないように、
隔離された生活へ移行しなければならない。
毎日、たいしたことをしていなくて、
自分がいてもいなくても変わらない世の中で、
しなければならない、することのない日々が続いていて、
退屈で、
しょうもなくて、
この日々がずっと続くことにうんざりしていたのだけれど、
それでも
「コロナ疑い」が明らかになった瞬間に、
その日常は消え去ってしまう。
昨夜、寝られなくなって、考えた。
もしコロナなら、どこから、誰から移ったのだろうか?
「先週月曜日行った美容院、混みあっていた・・。
マスクをして、しゃべらなかったけど、換気充分していたのかなぁ?
長時間滞在になったし‥」
「日曜日、息子が筋肉痛を訴えていたなぁ。
症状のほとんどないコロナだった場合、昨夜の彼の食べ残し、今日私のお昼に食べちゃったのはまずかったなぁ‥。週末には、一緒にホットプレートで焼肉をつついてしまったし‥。」
最近、食卓での会話が全くなく、一緒に食卓を囲んでも、
息子たちはスマホ片手に、無言。
私一人で、会話しようとしゃべりかけたりしていたのだけれど、
感染対策を考えると、彼らのその態度のほうが正解だったよなぁ・・。
学校に通う彼らから、私に移る可能性を減らすために、
最近、部屋に閉じこもり、食卓でもスマホに集中したりしてくれていたのかな?
・・なんて、どうでもいいこと考えてしまった。
「食卓に会話がない」
その態度は、コロナ下で学校生活している彼らが身につけた、正しい態度だったのかもしれない。
とはいえ、
最近、月経不順で、その前後の体温が高くなったり、体調崩したりしているし、
昨日も、ひとりで庭掃除を張り切ってしまい、
大量の黄砂の混じった埃や花粉をかぶっているので、
それで、のどが痛くなったの可能性も高い。
今朝は、前に身体に合わなかったマヌカハニーを、食べてしまったから、
それでまたアレルギー症状出てしまっているのかもしれない。
コロナ以外にも、考え始めると、
体調を崩す可能性は沢山あった。
のどの薬や、副鼻腔の薬や、ビタミンなど、
自分で出来ることやってみて、
いろいろ気にしながら、再び寝た。
朝起きたら、36度。
のどのイガイガもなくなっている。
熱のないことを確認したら、
調子が良くなった。
病気は気から・・は、この場合正しいのかもしれない。
今日は仕事には行けるし、
家のことも出来る。
また、退屈ないつもの日常が続く。
だけれども、
今回、万が一コロナだったら、
直接の原因でなくても、
後悔しそうだった、
「家族の食べ残しを食べる」こととか、
「食事中の会話」とか、
感染対策のゆるみは今後なくそうと思った。
そして、
退屈な、時間を持て余している今だからこそ、
いざという時のことを考えた準備をしなければ・・と思った。
万が一、コロナになった時、
何を持って療養するのか?隔離生活するのか?
仕事の休み方は?
家のことはどうする?
万が一の時は、
何をどのようにしていないと、家族、子供たちが困るのか?
そんなことを考えたり、準備したりする必要がある。
そして、
今の退屈な何もない日常は、失うと、
かけがえのない、大事なものなのだろうなと思った。
毎日、身体には悪いと分かっていても、
ストレス発散のために、甘いものを食べすぎ
仕事ではやる気のがなく、
ほとんどの時間をスマホに依存し、
最低限のしなければならないこと以外をすべて後回しにして過ごしているけど、
今の日常を失ったときには、
この有り余る時間が、もったいない過ごし方をしたなと思うようになるだろうと
気づいてしまった。