50代からの新しい生活!

子育て、転勤生活ひと段落。夫は定年間近。親の介護目前で、ギクシャク。新天地での新生活スタートのはずが、コロナで引きこもり生活が1年以上続く。そんな中での毎日を綴ります。

器の大きさ

自分が人より劣るところを考えたときに思い至るのが、

「やり続ける力」

 

運も良く、チャンスにも恵まれ、

そこそこ目のつけどころも良く、

早くから「その場」にたどり着くことは出来るのだけれども、

結果として、

何も積み重ねていない、何もない自分がいる。

 

同じような場所にいて、

壁にぶつかって、

辛くなって、

逃げ出したい状況になった時に、

そこで、最後まで、淡々と踏みとどまって、

つぶれることなく、

やり遂げる力がない。

 

逃げ出したい状況が生まれたときに、

自分のエネルギーがマイナスの方向に使われる状況になると、

人より早い段階で、

対処しようとしてしまう。

まずは、逃げる。

その場から一目散に安全な場所に逃げる。

 

自分の安全を確保して、

そこから見ていると、

どんなに疲れる状況でも、日の当たらない状況でも、

押しつけられた理不尽な状況でも、

その場に踏みとどまって、顔色変えずに、やり続ける人がいる。

 

それは、いつも日の当たる場所ばかりを歩いているような能力にあふれた、

注目の的の人とは限らないし、

普通の人だったりするのだけれど、

時間がたち、

不安が払しょくされ、

再び評価されるようになった時に、

ずっと縁の下で頑張り続けた彼、彼女たちがいたから、

続いているのだな・・というような道が出来ている。

 

何が違うのだろう?

私と彼らは・・。

 

何かに直面した時に、

その場に踏みとどまるだけの胆力というか、

器が違う、彼らは大きいと感じる。

 

私は自分ひとりのことさえも、

健康で、うまく回っているとき以外は、

たったひとりで対処する力がない。

困ったら、親を頼るし、支えてもらう。

 

結婚して、子育てして、親が老いて・・と

自分以外の世話をしなければならなくなった時、

負担が大きくなると、

全てを抱えて踏ん張る力がなく、

「自分が背負える範囲に、いかに負担を軽減するか」

「自分だけで背負うのではなく、負担軽減のために、他の人を巻き込むか」

を第一に考えてしまう。

 

親の介護に関しては、

昔の価値観のまま、「嫁が担うべき」という意識を持たれると、

結果として、

私一人で、自分の親と夫の親の4人を押しつけられることになり、

自分がつぶれる未来しか見えないので、

線を引く。

まず、私が「昔の価値観」に縛られないように、

望まれても、望まれたとおりに動かない。

私が動かないことに慣れてもらう。

困ってもらう。

そして、どうしようもない時は、私も手伝うというスタンスをとる。

 

人より器の小さい人間は、

それでも、つぶれないノウハウを自分で編み出さなければならない。

 

人を抱える余裕はないし、

それが社会的に望まれ、押し付けられていても、

自分自身を第一に考えていきたい。

 

年を取って、衰えてくると、ますます、余力がなくなり、

自分自身を一人で支える力さえもなくなってくる。

その中で、

人を支えてこなかった自分が望むのは、

最後まで、出来るだけ最後まで、

温存したエネルギーを使って、

自分自身で自分の力で立って生きていきたい。

 

50になって、

もしかすると、90近くまで生きる可能性もあって、

まだまだ先が長くて、

それなのに、

エネルギーいっぱい、どんと任せて!!と言えるような状況ではなく、

これから先、すごくよくなることも見えず、

落ちていく未来しか見えない。

 

その時に、出来るだけ長く続けられるような、

小さなエネルギーしか使わない、

マイナスの負荷の少ない、

生活を作っていく。

 

エネルギー温存を目標に、

何もしないと、

使わない能力は、失っていくだけで、

どんどん衰えていく。

 

筋トレと同じで、

自分の能力を正確に見極め、

そのぎりぎりをやり続けなければならない。

無理はしてはいけない。

壊れてしまうような無理は絶対してはいけない。

 

人にコントロールされてはならない。

自分にしか、自分の器の大きさは見極められないから、

自分がコントロールしなければならない。

 

夫のように、私よりずっと大きな器を持つ人の常識で、

決めつけられたり、

期待されたり、誘導されたりしてはならない。

 

その自分の行動を決定する自由は最後まで手放さない。

 

この最後まで・・というのは、

死ぬまでもったら、いいなと思う。

ほとんどの人は、身体が不自由になったり、認知症になったりして、

介護が必要になって、

人の助けによって生かさるということは、

助けてくれる人次第という部分が出てきて、

自己決定の自由は制限される。

 

だから、身体のメンテナンスは大切だと思う。

頑張れ!器の小さい自分!!