短大2年になったころ、「10万円でアメリカ1周する方法」という本を読み、
お金もないのに、10万円ならあるから、1年間休学して、
アメリカに行ってこようと、親に内緒で、休学届を出した。
学校にも留学枠はあったけれど、勉強しないと行けなくて、
試験で良い点を取ろうと頑張っている人もいたけど、
そんな努力はせずに、
とにかくアメリカに行こうとした。
カルフォルニアに憧れたのには理由がある。
小学校5年生の時、通っていた英会話塾で、
お金持ちの友人に、1か月の夏休みホームステイのオファーがなされた。
私も仲が良かったので、ついでに話を聞いたけれども、
金額が高くて、もちろん、私はいけなかった。
友人が行ったことがうらやましくて、
大きくなったら、絶対行く!と決めた。
短大を休学したことは、すぐに親にばれて、
無謀なアメリカ横断計画もすぐにおじゃんになった。
「卒業して、働いて、お金を貯めていきなさい」
その言葉を思い出しては、
よりよく稼げる仕事、
仕事で海外に行ける仕事につきたいと、
何度も、受験し、英会話学校に通い、どうにか夢がかなった。
小5で、そうそうにカルフォルニアに行くことの出来た友人は、
海外に全く興味を持たず、
大人になって、すぐに結婚した。
私は、その間、お金をためては、仕事の休みに、
アメリカに旅行に行き、ホームステイをしたり、
ある程度まとまった額を手に、仕事を辞め、カナダに留学したりした。
英語はしゃべれるようになって、
憧れの海外生活をして、
いろいろなものを見て、
「あ~!もう少し若いころに、こんな経験が出来ていたら、
もっとすごいところまで到達できたのに・・。
きちんと勉強しておいたらよかった。
大学の勉強も、しっかりすればよかった」
と思った。
子供が出来、
早くから、言葉に慣れさせるためと、
語学を習わせ、活動し、
いろいろと親がお膳立てした海外経験をさせたけれども、
日本を出たくない!という子供に育った。
私もなんやかや言って、
海外でそのまま生活して、子育てしたり、老いていったりする勇気はなく、
結婚を機に日本に舞い戻り、
謎の上から目線で、「日本の住みづらさ」や
刺激のなさに、文句を言いながら、
どうにか生きてきたけど、
その間、
世界の状況は、目まぐるしく変わり、
技術革新のスピードと、
暴力的な反応や影響の相互依存は、
さまざまな穏やかな生活をぶっとばし、破壊していくのをかんじて、
今の生活が脅かされつつあると感じながらも、
今の生活がキープできていることに、ありがたみを感じている。
絶対に、中国からの独立を守り通せると信じていた、香港は、
共産党の管理下だ。
ポートランドやカルフォルニアの、あの住みよい西海岸は、BLM暴徒に牛耳られ、
山火事と略奪の映像ばかりで、治安維持さえも機能していない。
バイデン政権になって、さらに、南からの難民は押し寄せ、
荒れ放題になっている。
ヨーロッパの美しい町並みは、難民やデモ隊で汚物と化し、
人々の生活を守っていたものは機能しなくなっているのに、
子供たち、若者たちは、洗脳され、破壊活動に加担する。
親子や地域コミュニティのつながりは分断され、
対立しあい、足を引っ張りあい、消耗する。
その隙を狙って、自分のことだけしか考えないグローバリストや劣等感に満ちた
虐げられた恨みを持つ者たちが暗躍する。
日本がいつまで今の老後の守られた生活をキープできるのか?
多くの貧困者が見捨てられずに、
多額の医療費や介護費を平等に配り続けられるのか?
それは分からないけど、
人口構成比的に、ただでさえ、崩れ、壊れつつあるシステムに、
さらなる、海外の貧困を、その国内での富の偏りを正すことなく、
日本に背負わせようと、画策している人たちに
テレビや政治が乗っ取られ、
認知の怪しい高齢者を洗脳し、
間違った方向に国を導こうとする。
さぁ、いい方向にすすめるように、
私達もしっかり前を向いて、行きましょう!