50代からの新しい生活!

子育て、転勤生活ひと段落。夫は定年間近。親の介護目前で、ギクシャク。新天地での新生活は、自分の老後も視野に入れながら、始めます。

アフガニスタン・・「ミス・サイゴン」を見ているようだ

タリバンがカブール陥落して、

パニックの市民が、空港に押し押せる。

米軍のヘリは大使館と空港を何十回と往来し、

空港では米軍のヘリの離陸を守るために、

米軍兵士が銃を構えている。

滑走路には、人が溢れ、

ボーディングブリッジは、蜘蛛の糸のようなありさま。

紐をつたって、よじ登ろうとする人が沢山つらなり、

飛び立とうと離陸を始めた米軍機の翼にも、

人がよじ登ってしがみついている。

 

アメリカの手足となって働いていた現地スタッフは置き去りにされ、

米軍機は人がつかまったまま、離陸する。

空高く、一人、二人と、人が落ちてくる。

 

見たことがある。

サイゴン陥落・・ベトナム戦争・・アメリカの敗退だ。

 

アフガニスタンの美女が叫ぶ。「国際社会はなぜ私達を見捨てるのか!!」

 

難民が大量に発生する。

 

国際資本が入って、一気に都市化すると、

グローバル社会で働ける、変化についていける都市に住む若者は、

一気に生活が豊かになり、自由になり、世界が広がる。

一方、地域のしがらみの捨てられない、地方に住む高齢者は、

価値観の変化についていけず、

その価値観は、自分の命綱になっている既得権をなくすものなので、

ますます貧しく、生活が不安定になる。

地域や家族のセイフティネットワークを崩していき、

一足早く、目ざとく、欧米化した者が

総取りして、貧富の格差がでて、

それまで人々が大切にしてきた絆や歴史、関係性を踏みにじっていくので、

傷つき、反発がうまれる。

 

そこに、タリバンのような反米のネットワークがつけいる隙がうまれる。

 

不安定化している地方を、欧米や国際ネットワークの力で抑えるには、

都市だけでなく、その国の全ての人々の生活水準があがるための

お金がじゃぶじゃぶ注ぎ込まれる必要があり、

20年たっても、それがなければ、少なければ、人々は容易に離れていく。

 

外側から押しつけられた「民主主義」や「女性の人権」といった力が、

普遍的なものではないからだ。

 

欧米のいう、女性の人権が、私達の国にフィットしないように、

少しづつ、何十年もかけて、人々の意識が変わり、生活に根付くには、

世代が変わるくらいの長い時間が必要なのに、

そこまで面倒がみきれないと、

自立を促し、

サポートが途切れると、簡単にバックラッシュがおこる。

秩序が壊され、

元にも戻れず、

人々は分断され、

テロリストが漬け込むすきがうまれる。

その繰り返し・・

 

アメリカの弱体化の印象を強めた、歴史の転換点。

 

アメリカを信じ、古いものを捨て、

アメリカの手足となって働いていた人たち。

 

ずっと、無理があることに気がついていたのだろう。

いずれ、破綻すると・・「自立」を求められるたびに、

自分の逃亡先に蓄財すること、家族を逃がすこと・・に一生懸命になる。

そうなると、

余計に、不満がたまり、

早まる、崩壊が‥。

 

アメリカを信じ、結局取り残されてしまった人たちの恨みは、

これから、酷いことを行うタリバンよりも、

アメリカに向かうだろう。

 

在日の人たちが、70年近くたっても、

北朝鮮の暴政よりも、

日本社会を恨み続けるようなものだ。

 

香港に続き、民主主義国家陣営の敗北となってしまった。

 

日本でも同じことが起こっている。

 

その国、その地域を愛しているか?

声を大にして、愛していると言える人たちと、

協力して、その国、その地域をよりよくするために、助け合って、やっていきたい。

 

分断され、レッテルをはり、傷つけあっていると、

そこは、ハゲタカやテロリストのつけ入る隙がうまれる。

広告業に扇動されず、

売国奴に惑わらせず、

目を開き、心を開いて、大切なものを守っていく。闘っていく。