コロナの災難が降りかかり、
今までうまく回っていたものが滞り、
そのしわ寄せが弱いものに降りかかる。
大雨も、地震も、コロナも、
誰にその災難が降りかかるのか、
そして、
降りかかった人は、これまで通りの生活が立ち行かなくなる。
人は、毎日の生活を繰り返しながらも、
将来の夢に向けて、こつこつ何かを積み重ねている。
それが、一気に立ち行かなくなる。
立ち上がるための多くのエネルギーを必要とする、重荷を背負わされる。理不尽に。
コロナで営業縮小を求められる飲食店、
税金を投入しても、
そこで雇われていたバイトには届かない支援。
コロナにかかった若者は、QOLの下がった状態で、一生生きていかなければならないの?
人との付き合いが感染症で、途切れてしまったり、恨みを持たれたり。
安全安心の生活が出来ていた日本の中に、
いたるところで、誰が陥ってもおかしくない、不幸の落とし穴がぼこぼこ出来た感じ。
理不尽さを声高に人に訴えても、
多くの人が同じように直面している状況では、
誰もが分かっている。
平和で、暇もお金も持て余していた、安心安全ゾーンに住むマジョリティは
もういないことに。
その声に、一生懸命答えてくれているのは、
政府だけだけれども、
コロナに、オリンピック、水害に、アフガニスタン情勢
身体がいくつあっても、対応が求められるものばかりで、無理だよ。
今までのように、相手の弱点をついて、
声高に、非難ばかりをして、足を引っ張って、
物事がすすまず、本当に困るのは、私達ではないの?
自分たちの暮らしを守るため、
お互いに協力し合って、
頑張らないと、全てを失ってしまうのでは?
「日本」「日本社会」がどんなに沢山の問題を抱えていて、
簡単に解決できなくて、
にっちもさっちもいかなくて、
理不尽な目にも合って、
腹を立てたり、
悔しい思いをしたりしたとしても
そこで、最後まで、踏みとどまって、闘い続ける人になりたい。
今のアフガン情勢
欧米の手足となって働いた人たちの中で、
TOPはさっさと逃げる。
逃走資金のために、敵に武器を横流しする。
そして、
置き去りにされた人たちは、見捨てられる。
その武器によって、略奪され、惨殺される。
さっさと、日本を見捨てて逃げた人たち。
そして、
最後まで、踏みとどまって、対処した人たち。
思い出してほしい。
福島原発に踏みとどまった人たちを
そして、
海外に向けて、日本可哀そうアピールして、
寄付金せしめて、海外に逃げていった人たちを
思想も、派閥も、所属も関係なく、
「危機の時、仲間を見捨てず、最後まで踏みとどまった人」と
「危機だから、まずは自分の身の安全をと、逃げ出した人」で区別しよう。
とはいえ、
会社が倒産しそうな時、
家族が困窮した時、
そんな時、自分の身を第一に動くことで
生き抜こうとする癖がついている私も、逃げ出す人だから、
う・・ん
偉そうなことは言えない。
でも、今の世界情勢では、
どこにも逃げ場はないと思う。
お金があっても、
ずるして逃げ込む安心な場所はないよ。
ゴーンさんの逃げ込んだレバノン情勢を見ながら、
ざまーみろ!と思ってしまう。
どこにいても、理不尽な目にあうなら、
ここがいいと思う。
家族がいて、自分を育ててくれた場所だから。
日本語が母国語で、
日本についてが一番よくしっているから、
一番、情報が得やすい。
海外に逃げて、
情報の中心にいないままに、
自分の生活が制約されたり、
理不尽な目に合ったりするのは、心細い。
ここでこの困難を乗り越えようとするのなら、
ここにいる人のために、
生きていきたい。
自分だけが逃げ出して、外から安全な場所から、
他国のために、あ-だ、こーだといって、
足を引っ張り、負荷をかけるな。
あなたは、単なる「客」で、ここの「主人」にはなれない。
そのようなふるまいを許してはならない。
「侵略」「のっとり」には、しっかりNOといわなければならない。