50代からの新しい生活!

子育て、転勤生活ひと段落。夫は定年間近。親の介護目前で、ギクシャク。新天地での新生活は、自分の老後も視野に入れながら、始めます。

義父が亡くなりました

義父は90代過ぎ・・年齢からするといつ亡くなってもおかしくない年齢でした。

数年前から伝え歩きしか出来なくなり、

いつ車いすになってもおかしくないと思いながらも、

自立した生活を営んでました。

 

入院後も、リハビリを頑張り、

一人でトイレに行き、

生活は、義母と二人、支えあいながら、

週一の顔出しと訪問リハ、入浴介助だけで、

このままいくと、100歳まで大丈夫では?と

本人と義母も、本気で思っていたみたいです。

 

深夜の嘔吐で、自ら義母を起こし、

救急車を呼んでほしいと伝え、

救急車の中でもしっかりと生年月日を伝えていましたが、

 

コロナ下の今、コロナでなくても

救急車の受け入れ先はなかなか見つからず、

10件目でようやくたどり着いた時は、

意識なく、ICU直行でした。

 

それでも、

だんだん安定してきて、2週間くらいで、持ち直すかも・・と言われ、

昨夜から寝ずの待機だった家族は家に帰り、仕事をし、

今後の長丁場に備え、寝いったところ、

連絡が入り、

昨日のICU到着から24時間後、息を引き取りました。

 

大往生だったと思います。

 

最後まで、自分のこだわりを手放さず、

周囲に多大な負担をかけず、

ぎりぎりまで、QOLを維持して、

一晩であの世へ旅経ちました。

 

残された義母にとっては、

支えあっていた片割れが急にいなくなったのですから、

その衝撃は大きいものです。

 

コロナ下でなければ、

もう少し長生きできたのかもしれません。

 

しかし、

人は永遠に生き続けることは出来ないもの。

いつかは旅立たなければなりません。

 

90代半ば、充分に人生を楽しみ、頑張り、しっかり過ごされたと思います。

 

コロナ下の制約の多い式にも

時間と体力を削りながら、

リスクと秤をかけても、出席を決めた人たちに囲まれ、

送り出されました。

 

 

足腰が弱って、手びきで、よたよた歩き、

車に無事乗った後に、

にっこり「ありがと」と嬉しそうにするお姉さんの姿が、

亡くなった義父にそっくりで、

コロナがなければ、

もう少し頻繁に顔を出してあげられたのにな・・とちょっぴり寂しく思いました。

 

~RIP 安らかに~