住む場所をどうにかしなかきゃ、と初めて考え始めたら、
物件の値段や、住んでる場所の地価が分かり始めた。
この年まで、そんなこと考えずに、
教育費に全フリしながら、
好きなことの集中投資をして、
老後を考えず、
暮らしてこれたのは、幸運だったというべきか、
何をいまさら・・という感じなんですが、
定年間近にして、初めて、住む場所について検討しているのです。
転勤族って、自分の住みたい、ここにずっといたいという希望を
会社に踏みにじられる3月を毎年感じながら、
一時的な住処、一時的な関係の中で、生きているので、
会社がなくなると、
始めて住処問題に直面するのですよね。
まぁ、今回は、義父の急死、義母の独居、自分の定年という
大きな人生の節目に、ショック状態の夫が、
自分の不安を、「これを機に、すごいお金使って、いい家建てちゃおう!」という
わくわくにすりかえ、精神状態を保とうとしているので、
これは考えなしの大出費、その場しのぎのバタバタ転居をしてしまうと、
ずっと後悔するような、
あとになって、動けない、お金がないと選択肢の全くない状態に陥ったり、
家族がバラバラになったり、傷つけあったり、疲弊してしまったり
しないように、
今は、最小限のお金で、最小限の対処として、ものごとを決めていったほうがいいと思う。
問題は、社宅を追い出されるので、次の住処を探す
義母の一人暮らしを軌道に乗せる。
あとは、時間をゆっくりかけて、慎重にベターを模索していくべきだ。
なにもかもを一度に解決することは出来ない。
時間がたてば、今のショック状態から抜け、
優先事項も変わっていくかもしれない。
さぁ、とにかく、今しないといけないことは山積みだけれども、
先走らず、
一人一人の力を信じて、
不安がらず、
対処していこうと思う。