50代からの新しい生活!

子育て、転勤生活ひと段落。夫は定年間近。親の介護目前で、ギクシャク。新天地での新生活は、自分の老後も視野に入れながら、始めます。

50代からの化粧

ずっとまともな化粧をしていなくて、

まれに、ちゃんとしなきゃと、昔の化粧品を引っぱり出して

塗ってみたりしていたのですが、

だんだんと、びっくりするように、昔のままの化粧品が似合わなくなってきた。

 

すぐに取れるし、

クマやたるみが目立つし、

古くさい顔になるし。

これなら、見慣れた素顔のほうがましだと、

どこに行くのも、アイメイクなし、

マスクをしだしてからは、

リップもなし、ファンデさえもなし・・。

 

たるみまくって、赤ら顔で、

しみやしわもあって、

毛穴が目立つ。

 

だんだん、人前に出ていい顔でないのでは?と思うようになってきた。

 

どうにかしなければ・・と

50代メイクで検索すれば、

私のように、もっさいおばさん顔が、メイクさえすれば、

イケてる顔に様変わりする動画ばかり。

 

メイクは大切!!と、

彼女たちが使っている化粧品をメモ、メモ。

 

高くてフルで揃えられないから、

100均しばりとか、ちふれ縛りとか、プチプラ・・とか

私にも買える!値段だと、

買おう、揃えよう・・と心が動く。

 

でも、実際に買ってみると、

ちゃっちい。高級感のない化粧品。

つけてみると、

肌のきれいな若者にはこれでもいいかもしれないけれど、

50代の肌には下品、キラキラしすぎ。痛いおばさん。

 

私の今の肌に合ったものを・・と、

年齢肌向けの化粧品に目がいく。

デパコスのように高過ぎはしないけど、

ちょっとお高め。

全部そろえると、結構高い。

しかも、こっくり、こってりと、なんか重い。

つけ心地が好みでない。

 

ゆらぎ肌。

あんまり肌に負担のかかるものはつけたくない。

 

動画を見て、

自分の肌の欠点を隠し、目の錯覚を利用し、

肌をフラットにするベースメイクの重要さを感じる。

 

肌の毛穴開きには、パテで埋める。

赤ら顔は緑を

目のクマには、オレンジや赤味で、相殺させる。

シミにはコンシーラー。

たるんで、面長になってしまった部分を

陰でごまかし、

高くあるべきところに、光を当て、

その不自然さをパウダーでごまかす。

そんなテクニックが満載。

 

Before Afterを見ると、一目瞭然で

後者が素敵。

 

だけど、動画で次々紹介される化粧品は、きっとタイアップもあって、

どれが本当に良くて、

どれがいまいちなのか分からない。

彼女自身が実際に私物で使っているものが一番使い勝手がいいのだろう・・と、

同じものが欲しくなるけど、

一旦ここで立ち止まる。

 

ライトの当たったカメラを通してみるのと、

リアルにみるのと、

やはり違う。

 

時々、スーパーで、やけに頑張ったっぽいおばさんの顔を見て、

ギョッとしてしまったことがある。

友人たちにそんな気まずい気分にさせたくない。

 

どっ、どうしたの~?と言いたくなるような、

不似合いなメイク、

頑張った感満載のメイク・・それは避けたい。

 

盛り盛りのキラキラメイク。

 

写真撮ったら、可愛いかもしれないけど、

年相応とか、

TPOとか、

その人らしさとか、

そんなものがぶっ飛んでしまうメイク。

 

若さの痛さ、なら、可愛い~!!ですむ。

しかし、30超えて、そのかんじは、痛い。

肌が衰えているから、

余計に痛い。

余計に怖い。

 

目が大きく見えるより、大切なことがある。

生き方のようなもの。

 

そういえば、「毛穴が目立つなぁ」という悩みに気づき、

パテで埋め込むという技術を学び、

やってみると、毛穴は見えなくなる。

しかし、

その結果、「どうしちゃったの?」と言われるような厚塗り感のある

真っ白ぬりかべの出来上がり。

 

近づいて、毛穴が見えるなぁ・・と思われるより、

遠目からでも「な、なに?あの人!」と言われるほうが辛い。

 

陰影つけたり、

キラキラしすぎたり、

それはしなくていい。

 

うすづけ、

コンシーラーも目立つようにつけない。

 

目の下はくまだけじゃない、

たるんで陰になっているらしい。

 

つけない、最低限の化粧にしていきたい。