50代からの新しい生活!

子育て、転勤生活ひと段落。夫は定年間近。親の介護目前で、ギクシャク。新天地での新生活は、自分の老後も視野に入れながら、始めます。

個人で生きること

自分と親との関係が、一心同体で、

家族と自分は切っても切り離せない関係。

 

自分の不安や困りごとは、全て、同じように心を痛め、

なにか解決しようと努力してくれ、

一緒に歩んでくれる存在が、父と母。

 

その両親も、後期高齢者

自分たちのことで精一杯になってきて、

子供たちのことまで背負うことはきっと無理で、

自分たちが背負われることのないように、

英枠をかけることのないようにするのがいっぱい、いっぱいになってきた。

 

孫は可愛い。

無条件に、自分自身よりも大切。

 

孫の障害が分かってきて、

親の代わりに心を痛めても、

そのストレスで、自分たちが弱っていく方が、

息子にとっても、孫にとっても、大変な負担になる。

だから、

自分の心に整理をつける。

「心配してもしょうがないことは、考えない」と。

 

そうやって、心の負担を軽くした先には、

もう、今までのようには、

無条件に、無限の愛で、他の子供たちや孫たちを思いやる力は残っていない。

 

私も、そろそろ、自分の足で、自分の人生を歩いていかないといけないんだなと

痛感する毎日。

 

困ったことを一緒にシェアし、

理不尽なことには、一緒に怒り、

そうやって、乗り越えてきた。

 

その同志のようなものが、母親であり、

 

なにがあっても、どんなときにも、

無条件に、愛を注ぎ続けてくれたのが、父である。

 

その代わりを、どうしても夫に求めてしまう。

 

新しい家族になるのだから、

私にとっての家族としての機能を満足に果たしてくれるパートナーを求めてしまう。

 

しかし、現実は、

そんなものは幻想で、

いつもすれ違い、

心を通わせようとすると、ぶつかりあう、

機能不全家族で、

最後の一線を超えずに、かろうじて形を保っているにしかすぎず、

結婚して、

家庭を作って、

それを育てようとしたけれど、

打算やタイミングで

なとかたどりついた結婚相手でしかないので、

相手を見ないよう、

相手とぶつからないよう、

そうやって、ブレーキを踏み続けてでしか、進んでこれなかった数十年。

事故って、大破しなかっただけ、マシじゃない?と、

自分に言い聞かせ、

たどり着いたのは、

なにもない、平原。

 

そこからは、たった一人で、

歩き出さなければならないと

心している。

 

子供も、夫も、その色のついていない風景に、いるかもしれないけれど、

それは、生き生きと、人生を躍動させて、

意味あるものにするものではないし、

 

自分の人生は、自分で歩みださなければならない。

 

死ぬとき、

老いるとき、

一人で立ち向かわなければならない、

心細くも、

覚悟のいる冒険だ。

 

まだ、何も見えないけれど、

同じように頑張っている人もいるだろう。

 

出会いもあるだろう。

 

だけど、これから出会う者たちは、

誰が先に亡くなるか分からない、

目の前からいなくなるか分からない、

そんな一期一会の出会いでしかなく、

大切で、希少で、かけがえのないものだけれども、

基本は、

一人で続ける旅になる。

 

ずっと、心の帯がきっちりつながり、

しっかりとした根につながっていた頃は、

ずっと自分がその中にいて、

自分がいなくなったとしても、

自分の残したものを手掛かりに、

残されたものは、しっかり自分の思い出に浸ってほしいと思っていた。

 

でも、今、

自由に、かく、

自由に表現するのに、

そういった、万が一、あとで読まれて、

傷つけたくない人を傷つけたり、

言い訳できずに、誤解されたりするのは嫌だなと思う。

 

自分が自由に、吐き出すように書いたものは、

あとで、家族に、知り合いに読まれたくない。

 

それは、その時、思ったことで、

その書いたものが、誰かに届いて、どうこうしたくない、

そんな種類のものだから。

 

私の書いたもので、心乱してほしくはないし、

そんな、全てをしってもらいたいと思うような、関係でもないし、

それぞれが、それぞれの人生を豊かに生きていってほしいと思う。

 

私がコントロールするものではないから。

 

サッカー見て、ほんとに、よかったと思うのです。

安倍さんが暗殺されたり、

戦争が始まったり、

コロナで分断したり、

正義の暴走で、日本のシステムぐしゃぐしゃになってきて、

暗雲たちこまれていたものが、

 

他人が無責任にどうこういう大きな声に右往左往することなく、

自分の中で、

内発的に魅かれ、やりたいとおもうことを、

願い続け、

一歩一歩、歩み続けて、

最後まであきらめず、

歩み続け、

同じ志あるものたちに、バトンを引き継ぎ、

最後まで、最後の1ミリまで、全力で、願い続ける。

そんな姿が見れて、

なんか、

人生って、捨てたものじゃないと、素直に感じることが出来ました。

 

日本に産まれてよかった。

この時代に産まれてよかった。

 

そう素直に思えました。

ありがとう、日本代表。